こんばんは、はとです。
美術たんけんたいの小学2年生以上クラスは、節分当日。
鬼の面、ではなくて、仮面を作る提案でした。
たくさんのマスクの画像を用意してその「印象」を使うつもりだったけれど、
そのものを作ってみたい!という人。画像をキープして模写する様に制作。
これを作り終えたあとに
「さー、仮面作ったから、あとは自由に作ろー」って言ってて😵
始めから自由に作ってもいいことを口がすっぱくなるくらい言ってるつもりだったけど、そうなってない現実を突きつけられ、撃沈。
マスク?そんなことより、こんなの作った!極小のやつ!
と言いながら、テープに何やらデコっていた人。
棚の上に置いて乾燥中だったものを
ゴミと間違えて捨てそうになっちゃいました💦
そうこうしつつ並行してちゃんと(何がちゃんとなんだろ?)「よくわかんないもの」を作る。
彼はいつも、それでいい、それがいい、と言っている。
仮面じゃなくてもいいんでしょ?
と、お決まりの文句を言いつつ、ホチキスワークを追求する人。
彼は断固として仮面以外のものを生み出そうとしていた。
そして、フリスビー的なものにたどり着く。
こういう姿にほっとしつつ。。笑
だって、「仮面」ぽいから。。笑
制作スペースはテーブルだけじゃない。
初参加のこの方は、場もメンバーも初めてだったにもかかわらずこの表現。
周りの様子を観察しながら試行錯誤。
じーっと隣の人が制作している姿を見ていました。
そのうち、仮面よりも実験的になっていき。。。
こういう結論に。その後「これ捨てていい」と😢
やってみて満足したら結論としてのブツは不要なんですね!
私なんて、ブツにこだわって手放せないっていうのにね。。。💦
絵の具では重くなって飛ばないから(飛ばすのか!?)
サインペンにこだわって制作中。
「ペン、ペン、ペンないの?はとせんせー!」と言われ、
画材ボックスから出す。そして、時間切れ。
仮面を作る、んだったけども、
そんなの関係なく、この場には縦横無尽にそれぞれの意志が働き、
それぞれがそれなりに満たされた時間だったと思います。
振り返りで「動機」って言葉が出ました。
動機とは、Wikipediaによると、
「人が心を決めたり、行動を起こしたりする直接の心的原因のこと。目的とは異なる。」とありました。
心的原因だから、心が動いた時ってことだろうと思います。
何に心動かされるのかっていうところが肝だと思われますが、
それは、
「テーマ」「素材」「道具」「場の雰囲気」「隣の人の行動」「マイブーム」
など様々。
今回のクラスはそれをとても良く示してくれていたような印象です。
そして、探検は次回へ続く。。。