美術たんけんたい1年生クラス

「深海魚から始まる世界」にしようと深海の写真集など用意したのですが、
写真よりも素材にパッと飛びつく。


お部屋に入ってきた順に素材コーナーに張り付いて
各自使いたいものを確保し始める人たち。
なんでたまごの殻?との質問に、なんとなく面白そうかなーと思って、と答えると
ふーんと一瞥して、たまごはいいや、と。


板に色を塗るところから始めたのですが、
この時「はい、塗ってー」と手順めいたことをつい口にしてしまって、
別に板の素地のままから始めても何も問題なかったな、と反省。すみません。


絵の具をセットまるごとテーブルに置いて、自由にチューブから絞り出す方式にしたら、
おいおいおいおい!という量で、内心ヒヤヒヤ。でも、言わない。ただ受け取る。
しかしこの絵の具の列は綺麗だと思う。
大人の私はもったいない精神が先走ってやってみたくてもできなかったこと。
代わりにやってみせてくれてありがとう。絵の具はまあまあ減りました、、、^^;
Taiくん


絵の具を水で少し薄めたらベトっと付いてしまって、あっ!と困った顔。
ティッシュで拭き取ればいいかもねと呟くと、やってみていて、
あ!逆にティッシュで描いた方がいい感じ、と言っていた。
Takeちゃん


パパパっとここまでの展開をあっという間に仕上げていたので
詳細の工程は不明。だけど横目で確認できたのは、
ガバッと塗った絵の具にティッシュをかぶせて吸わせていた。
Yちゃん


何回も重ねて塗るのがいいんだよね、と、
いろんな濃さの緑を馴染ませては重ね、していた。
板を切断して断面を確認したらきっと色の層になってるんだろうな。
可視できないほど薄いだろうけれど。
Tちゃん


一色塗り終わるごとに見せに来てくれたので
どんな進み具合かが比較的確認はできたのだけど、
展開がありすぎて最終形がこの状態からは想像だにしない状況になっていた。
ちなみに、この記事のアイキャッチ画像がその最終形です。
Mちゃん


メタリックホワイトが大好きで、開始直後に素地にメタリックホワイトを塗っていたのはチラ見したんだけど、ふと見ると、黒で塗りつぶされていた^^; の上にまたメタリックホワイト?ホワイト?
この後、さらに面白い展開となる。
Sちゃん


「○△□☆」を作ってる、と魚の名前を教えてくれるのだけど、
何度聞き直しても頭に入ってこない珍しい名前の深海魚だそうです。
空いてるスペースになんか描けば?って言ってきた人がいたけど、無視していた。
Kくん


今日はなんとなくしっくりこなかったのか、早めに制作を終えて遊び始めた。
毛糸で縄跳びを始める人たち、率先して跳ぶ人。
Sくん
ちなみに彼の作品はこちら。

道具として用意した割り箸を、これも使っていいの?っていうので、どうぞって言っておいたら、
こうなっていた。
割り箸の間の部分は触るとフワフワしているのがポイントとのこと。
ん?ってことは、触るの前提の作品ってことか。斬新!


女子が静かだなあと思っていたら、
第二回戦、割り箸で何かを作っていた。

美術の世界は広大だ
たんけんは続きます。

2020/9/7 子ども美術教室 こどもびじゅつたんけんたい2020  小1
使用画材:シナベニヤ、ホイップ粘土、アクリル絵の具、各種素材
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