こんにちは、美術たんけんたい補佐のはとです。

先日の小学2年生以上クラスでは「鳥のような形」を実施しました。

結構昔に美術の研修で扱ったテーマで、その時に作ったものを空をバックに撮影してみました。

ふわっと浮かぶ感じというのが、この日子どもたちとやってみたいことでした。

が、しかーーーーーし!!

現実はそんなに甘くはなかった。。。

部屋へ入ってくるなり「今日なにするの?へえ!これ!?すげー!面白そう!」と言ってたよね?

彼らにとって過去の発言は過去でしかなく、言った言わないの議論で炎上するような世界観は皆無です。どこぞの会社の大人たちに伝えてやりたいわ!全く。というほど、さっき言ったことと今はまるで違うし、常に今の感覚を信頼して動ける人たちです。でも、きっと彼らのそういう姿って、これまでの積み重ねも影響してるよね!と、クラス後の振り返りでスタッフと話しに出ました。というのも、彼らは8〜9歳なので、少なくとも4年間は美術たんけんをし続けている存在。場慣れしているとも言えるわけです。

何に慣れてるかというと、私ら大人があーだこーだ提案していても、そんなのは氣にせずに好きなことをやっていいって時間だと知ってる、ってことでしょう、多分。。。

いつのまにやらダンゴムシの容器が机上に(°_°)こちらを観察しながら制作に勤しむ。

手にはめてみています。何やってるの!?と思わず声かけ。「はめたらどうなるのかなって思って。。」とのこと(笑)

ワイヤーを1人1束配布しましたが、「おれは使わねー!」と折り畳みはじめ、クリアーシート使っていい?と言いつつ「さわるな!」とのキャプション入りの作品に。

2時間近くこの小さな塊を少しずつ変化させていって、下についてる稲妻(雲から雷が落ちてるそうです)においては、黄色の絵の具しか実現できない!と切にお願いされ、渋々絵の具を出したという。。。笑。

ほかにも多数面白い作品が出来上がりましたが、夏に企画している「美術たんけんたいの展覧会」にてご覧いただけるかと。ちゃんと保管しておいてもらえればですが。

乞うご期待!!

たんけんは続くのであります。