夏休み みなさん満喫されましたか?←こちら夏休みがある方向け
夏休み みなさんおつかれさまでした!←こちら夏休みに伴走していた方向け(笑)

夏休み真っ只中の8月21日、
湯河原美術館さまでアートワークショップをさせていただきました。

夏は海も空も生き物もなにかクッキリ鮮明さを感じます。
個人的にその鮮明なエネルギーに圧倒されてオズオズしてしまうタチなので夏があまり得意ではないのですが、パワー全開で夏に遊ぶ子どもたちを眺めているのはとても好きです。

「タマゴのカラから何が生まれる!?」

学芸員さんが考えてくださったこちらのテーマ
未知なる世界へレッツゴー!的な夏にピッタリなイメージ。
子どもも大人も混ぜこぜで遊びました。

当日までに美術館学芸員さんと打ち合わせを重ね、ご用意いただいたこちらの板!


なんとまあ!!


天然無垢の板です。厚みも大きさも形も様々。とても魅力的なフォルムですよね〜✨
全て貴重な地元産のクスノキだそうで、
学芸員さん自ら小田原の製材所をお訪ねくださりご用意くださいました。
すでにワクワクです✨


製材所の様子もお写真くださいました!
ここで色々な板材が生み出されるのですね✨

☆☆☆

湯河原美術館へ来たことある人〜!?


こんなメンバーでスタートです。
子どもの島3つと大人の島ひとつ。

大人も子ども時代を思い出し、ご自身の世界へどっぷり浸っていただくために
大人の島と子どもの島をあえて分けました。

今回のメイン素材「タマゴのカラ」に加えて石膏板をまずは作ってみませんか?
ということで、実験開始。


大人も必死ですよ💦これがどうなるの!?と言わんばかり。
固まるまで少し時間がかかるので、お部屋を移動して「美術鑑賞」です。


気になる「色」「形」に注目!👀
何か発見がありますか?
子どもが口々に
「こっちの青とあっちの青は違うね〜」
「これ、エビかな?」
「これはきっと☆※⚪︎△だと思う」
などと言いながら、
大人は無言で鑑賞しておられました。

お部屋に戻ってきました。さっきの石膏の様子は?


あったか〜〜い!
石膏は水と反応して発熱しながら固まる性質があります。
初めて感じる石膏の熱。これだけでもワクワクです。

確認したら、板を選びましょう〜


「選ぶ」って表現の第一歩。
大きいのがいいのか、薄いのがいいのか、曲がってるのがいいのか、、、
人それぞれの着目ポイント。


バリバリバリっ!と割ながら貼る!
をデモンストレーションです。

色はこちらを


一色ずつ外して使えるのも魅力✨
湯河原美術館さんは日本画家の平松礼仁さんの作品を多く所蔵されていて
画室の展示もあります。
日本画ということで、顔彩で着彩。

あとは自由に好きなように、
「私が示した手順は忘れてください」とお伝えいたしましたw
すぐに手が動き出す子どもたちと、
え!?と途方に暮れる大人たち(写真はございません)

☆☆☆

生まれたものたちはこちら
さて、どれが大人でどれが子ども??

2023/8/21 美術の時間@湯河原美術館