この日のお題は「雨の絵本」
梅雨のこの時期、お気に入りのプログラムです
1年生なので長い人で3年目の美術たんけん活動だから慣れたもので、
「今日、何やるの? へ〜、面白そうじゃん」と、棚の上に並んだ素材をちゃっかり確保。
その時に
「まだ持っていかない!」とか大人が口を挟むとどうなるかというと、
→持っていたい欲求が抑え付けられる→「我慢」を強いられる
→他の子が確保するのを見る→理不尽さを感じる、でも、持って行ってはダメと言われて我慢を強いた自分を守らなくちゃいけない
→「ダメだよ!!!」と他の子に忠告する、もしくは近くの大人に言いに来る(告げ口ですね)
→確保した子とケンカになる
→どうしてそうなるの!と大人が見ていてイライラする
自分の生い立ちを振り返った時におおいに身に覚えのある状況(苦笑)
ですので、
言いたくなるのをぐっと止まって見守ることを心がけています。
そうすると、
自然発生的に譲り合っている様子が見受けられることもあります。
そんな大人の状況はさておき、
今回の活動報告は、
説明をたっぷり聞いてもらってデモもじっくり見ていただいた後の探検隊たちの
「入口と出口を並べてみる」ことをやってみたくなったので、画像でご紹介します。
ご自身はさっさと終わらせて他の人たちの作っている様子をひたすら観察していらした Yさん
感じたまま描き出したので本にする段階で「どうしてもこうしたい」が出てきて抜群のアイディアでそれを実現 Sくん
じっくりゆっくり吟味しながら、真ん中の青いページは「まだ青が足りない」と呟きながら進めていらした Kくん
いきなり真っ黒に塗りつぶす。気持ち良さそうに。それをひたすら繰り返し、背表紙を挟み込んで並べて接着 Taiくん
一つ一つの道具の描き味を試していらした様子。最後の製本はあえて片側に寄せて貼り付けました Takeくん
墨汁と紫混ぜたらどうなるのかな?とか色々実験されていたご様子 使っていたパレットも1ページになりました Sさん
同時進行でいろんなことを試してたっぷりの素材を生み出し、ボンドが乾いてなくてもそれらぜんぶを綴じ込んだ Mさん
私、墨汁は黒くなっちゃうから使わない!と、絵の具とオイルパステルの重なりに注目して研究していた Tさん
途中経過も少し
美術たんけんはつづく。。。。。