こんにちは、美術たんけんたい補佐 はとです。
昨日は横浜南部地域が雷と豪雨などでとても大変でした。ちょうど前日に小学2年生以上クラスでテーマを「雷」として制作しまして、こどもたちに「こんな晴れてて雷なんて想像できない!」と愚痴られた翌日だったので、雷、呼んじゃったかな?
今回はこの巨大なボール紙にアクションペインティング風に。畳半分くらいの大きさあります。これだけ巨大ならば、軽く2時間はぶっ通しでいけるだろうと予測してました。
ふんふん、順調、順調(何が?って突っ込まないでください。)
が、しかし、、、、
30分くらい経ったころに「できた!完成!」の声。
おいおい、早くないか^^; あと1時間以上時間あるけど。。。と、内心焦る。(この焦る気持ちっていったいなんだ!?と自問自答しつつ)
あー、そうなの?もう少し黒入れてみるってどうかな?などど、提案するも、却下。
あ、そうだ、これ試した?あれは?などと言ってみるも、「完成!」の一点張り。
そして、わたし、諦めました。
はい、じゃあ、仕立てに入りますか、と、画面の両端に黒か緑のテープを貼ることを提案。それは受け入れてもらえました。せっせとテープを用意して貼る。
順番にテープ対応に追われつつ、それでもあと1時間弱は時間がありそう。
仕立ても終わったたんけんたい数名「なんかもっとやりたい」「もう少し小さいのに描きたい」「なんか作りたい」「絵の具の赤ある?」などなど、途中から鳥のさえずりに聴こえてきます(笑)
はーい!了解!じゃあ、順番に対応します、と、ハラくくりまして、
繰り広げられるさまざまな新たな展開。
色使いたい!と、ウェットティッシュを染め始める人。
知らなううちに勝手に新品ボール紙を取り出し線を引き、「はとせんせい、ここで切って!」と指示が出ます。はい!と切る。
途中でカッター使いに疲労感が出始め、“切ってコール”に思わず「え〜〜⤵︎」と呟く。すかさず「はとせんせい、いやそうだね」と女子のツッコミが入り撃沈。気をとり直して再開。まるで修行のようにひたすらボール紙をカッターで切り続ける。ダブルなんで厚くてほんと大変💦
なぜか「カブト」を作って被る。満面の笑み。そしてそれを真似する人。
極め付けは、自分の作品に囲まれる空間に身を置きさらに身につけるっていう。
ここまでくると、はじめの「雷屏風」ってなんだったんだ!?という気持ちに。
と、ここら辺で「今日のが一番楽しかった!いままでで」と、言いに来る男子。
30分で終わったのに〜!?
まあ、そのあと工作とかしてたけどそれは最近ではよくある風景。
集中する時間と充実感は比例しないようです。
探検はつづく。。。