こんにちは、アートファシリテーターはとこと大西宏美です。
今日から5月、ゴールデンウィーク楽しんでおられますか?

美術の時間extraのご案内です。

今月のテーマは「沈金」

前回4月20日の作品です。

「漆」は樹木の種類なのに木偏でなくさんずいで示されます。たしかに漆は湿気により硬化する不思議な性質があり、水と深い繋がりがありそう。塗って乾けば耐湿耐熱。その証拠に縄文時代の漆器が出土しており数年前に展覧会でガラス越しに実物を鑑賞いたしました。2000年を経過しているとは思えない美しさでした。

漆の表面の上品な光沢ととろりとした肌触り、塗りや細工の技法の奥深さに魅せられております。

今回は本物の呂色漆を2度塗りしたガラス瓶に沈金を施す提案です。

「沈金」とはWikipediaによりますと、

漆面に対して刃物で文様を彫り、この痕に金箔、金粉を押し込む。かつては中国、タイ、インドなどでも行われたが、現代では日本で最も盛んに行われており、国内の地域では、石川県輪島市を中心とする北陸地方。秋田県湯沢市、福島県会津若松市を中心とする東北地方。沖縄県には琉球沈金があります。特に会津塗や輪島塗でよく使われる技法である。箔や、金粉の代わりに顔料を埋め込む場合も有る。とあります。

漆はかぶれの問題がありますので刷り込む漆を接着剤で代用いたします。

純金粉は高価なので非金属の金粉を使用いたします。

定番の美術の時間とは趣が異なりますので少人数で、13才以上の方対象です。

●開催日時●

5月11日(土)14:00〜16:00 空席2
5月12日(日)14:00〜16:00 空席2

各回定員3名さま

●開催場所●
atelier KU-SOU
北鎌倉駅より徒歩5分

●参加費●
5,000円/お一人

*材料費など全て含みます
*作品は当日お持ち帰りいただけます

お問い合わせはコンタクトページか

@810art-shaへDMお待ちしております☆