保育園の外部講師として美術の時間と振り返りを担当させていただく機会をいただいて丸7年経ちました。
今年度最終の美術の時間は3歳児クラスで「箱に描く」を実施し、
その振り返りの時間でご担当の保育士さんから「思い出して話している今が楽しい!」という言葉が飛び出しました。感動✨
振り返りそのものを楽しい時間だと受け取ってくださったこと、本当に嬉しくてありがたい瞬間でした。丸7年。7という数は日常で一週間やオクターブなどぐるっと一周する数でもあり、
いろんなことがぐるっと一周したのかな(もちろん螺旋上に)と感慨深いです。
この日ご一緒した保育士さんペア、7年前にもご一緒していたお2人で、それも意味深いと感じます。

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3歳児さん
最近は担任の保育士さんたちと振り返りで次回テーマを決めています。
数回に渡って絵の具を楽しんできて、いろんなものに描いてみて,今回は「箱」はどうかな?という話になりやってみることにしました。
前回の石の時の振り返りで材料を各自持ってきてもらうことにより、それがきっかけとなって子どもたちとお母さんお父さんとの会話が増え、美術がじんわりと日常へ浸透している感じがよかったと話したので、今回も各自好きなだけ箱を集めて持ってきていただきました。
子どもたちの集めた箱コレクション ティッシュの空箱5、6個とかDiorのお化粧品の小さな箱とか、レトルト食品の箱各種など、それぞれの子どもたちの箱群からお家での会話が聞こえてくるようで、それ自体がすでに面白くてアート!

完成した作品群がテーブルから溢れて床にも並び、
どっかの街並みみたいな全体像。ひとりの作品のようでもあります。

導入では「箱」ってなに?ってことを実験を交え、子どもたちと大笑いしながら話し合いました。

みんなが集めてくれた箱、色々あるね!は、大人にとっては一目瞭然。
だけど小さな人たちにとってはどうなんだろう?とあらためて感じてみて、まずは2つを手に取って見比べてみて、違うかな?って問いかけました。
「長さが違う!こっちがこーで、あっちはこー!」と手を広げて一生懸命に説明してくれる姿が多々。
振り返りで保育士さんからもこの光景が語られ、子どもたちがなんとかして感じたことを言葉にして表現しようとする姿にいのちの尊さを観ました。
それから、なんで今日は紙じゃなくて箱に描くの!?ということも感じてもらいたいので、
箱に描くワクワクを発動するには?と考えて、箱以外と比べることをその場で思いつきまして、
コピー紙と箱で軽い実験。
短い時間ですが見たこと聞いたこと感じたこと、あると思います。

そんなことを携さえての制作風景です。

箱in箱を作っていた男の子が「これ、食べられちゃったんだよ」と丸い箱を四角い箱へ入れたり出したり。

大きな箱を壁に立て掛けて描いてる女子はキャンバスに向かう印象派画家なのかな?!


黒を混ぜていい色が出きた!と没頭していた人、自分の手がグレーまみれなことに突如気づいて😂洗いに行ってました。(道具のそのまま感がすごい!透明人間が描いているのか!?)


「吸い込んでるんだよ」と箱の中だけ黒く塗った人、目も描いちゃう!と取りくみ中。


最後に一人残ってやっていた人のテーブルには終わった人たちの残った絵の具が集まって、それらが合わさってたっぷりと箱の中へ。

この日の振り返り
「思い出して話している今が楽しい!」と保育士さん。

来月からの新しい循環、楽しみです✨

2023/3/23 保育園美術の時間と振り返り 江東区千田保育園3歳児クラス

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