美術たんけんたいの活動報告 小3以上クラス

石膏と卵の殻を用意して実験的に表現する提案でした。

どちらかというと石膏がメインという意識で準備していました。
卵の殻よりも、という意味で。

だって、石膏の方が面白いと思ってたんですもの〜。

絵の具、青を使ってください、と言った覚えはないんですが、、、
なぜか、全体的にブルー。

予期せずして青な雰囲気になるのと同じくらい
この日は卵の殻が流行りました。

その理由とは、、、、

持ち込んだ卵の殻、白だけではなく肌色のもあることを説明すると、
4年生のSaさんが卵の殻の肌色が少しづつ違うことを発見しました。
それをグラデーションに並べています。


それを見た他の人が、肌色の殻を探し始めていました。

この発見に端を発し、この後、彼女の行為がどんどん波及するという現象が続きました。
その行為とは、何か特定のイメージを実現するためというよりは、
ただ目の前の体験を積み重ねているといった雰囲気でした。


卵の殻の中に色を塗っているSoくん「とりあえず殻を使おうと思って、塗ってみた」
人知れず、白い殻を確保して、ゆったり絵を描くRioくん、さすが!

なになに、殻が面白いのか、そうか、、、(と思ったかどうかは推測です、笑)


Saさんが殻を細かく砕き始めると、
それを見たYuくん、早速やってみていました。「とりあえず細かくしてみてる!」


こちら、ぱっと見は、周囲にあまり影響されないようなAくんとRinくん
(石膏を使ってくれている〜!ありがとう😹)
最終的には卵の殻遊びで締めくくっておられました ↑ 完成品参照


細かく砕いた卵の殻とボンドを何層にも重ね始めるSaさんを見て
私も!とやってみるKaさん。盛り盛りです。(右)やや過剰気味(笑)


一つ目は「下地が大事だよね!と青に塗り尽くすことに集中、自分のやりたいように進めていたNaさんも、「もう一個やっていい?」と、2枚目は先に卵の殻を撒き散らしていました。


この日、卵の殻を流行らせた発信元のSaさん、最後にはこんな手に!
久しぶりに見た、なりふり構わずな彼女の姿。

「なんも考えずにやった〜」と最後に一言。

(。。。。でしょうね、、、笑)

周囲への影響力から鑑みて、強めの何かを放っていたような印象。
彼女も他の人も、発散できていれば幸いです。

最後に一言、
毎日卵の殻を集め続けて良かった〜! by はと

2020/10/12 子ども美術教室 こどもびじゅつたんけんたい2020  小3以上
使用画材:ベニヤ板、石膏、卵の殻、アクリル絵の具、木工用ボンド他
ARTMaNプログラム参考
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