約3ヶ月ぶりに美術たんけんたい 再開しました。

自粛期間中はオンライン実験などして気分転換してはいたものの、その時いただいたご感想は軒並み「早く再開されることを待ってまーす」的なものだったので、ようやく、という感じです。

小学校も再開したばかりで、久しぶりに会えるお友達とのやりとりに大興奮の探検隊たちでした。

もやは、美術とか造形とかどうでもいいんじゃないの?的な空気も流れつつ(汗)

提案は「透明な板に四方をマスキングして、雨を描き、マスキングを外して裏に白い紙を貼って、アルミワイヤーで額縁たてを作って立てかけて飾ってはどうでしょう?」というもの。

「今日は何やるの?」というので、参考作品をまずはみんなで鑑賞。

何に見える?という投げかけに、

「空!」「雨が降ってる?」など、、

お!鋭いー!、雨かー。あまりズバッと言われると逆に悩む、、、笑

では、今日は何月?と角度を変えての投げかけに、

「あー!だから雨なのか」と。むむむ、、、。

雨の匂いってどんな感じ?と自分の感覚にフォーカスするような投げかけに変更。

「ゴミの匂い」とか「水?」とか「うーん、、、」など、色々思い出しながら、少しは心が動いたでしょうか。

それを、色にしたらどうだろうか、、、と、思いつきで適当なことを言いながら、デモンストレーションを開始。

スポンジの使い方、ヘラなどで削ることもできること、透明なので裏からも見えて、表と見えかたが変わること、など伝えています。

テープ類でマスキングするところも各自にお任せしました。

テープの幅を細くすれば描ける面積が増えることに気が付いた人がいて、

どうすればいいの?と自問自答、かつ四苦八苦しつつ、自分なりにやっていました。

四方にマスキングをするだろうという私の思い込みを軽快に超えた方もいらっしゃいました。

テープが多少曲がっていても、よれていてもあまり気にしていないようでした。

描き出しからイメージしたものを描く、

描いているうちに何かに結びついて変化していく、

感触を確かめるようにゆっくりと色をのせてみる、

立てかけて描く、パレットにも描く、筆洗の水の色が気になる、濡れたスポンジが面白い、筆で描く、何枚も描く、切る、2枚を重ねる、紙を丸めてはる、テープを貼る、穴を開けてワイヤーでつなげる、ワイヤーで吊るす、、、、、

などの姿が見られ(でも全部の写真が無い。。。残念ー)
これらはどれも本人たちから自発的に出てきた表現です。

「雨」という投げかけも、どこかへ消えていったような感じでした。

雨だけに、消えちゃうのね〜(笑)

それで、

皆さんのやりたいことが多くて対応に追われ、特に、ワイヤーを通す穴を開けてくれっていうのが大流行りしたので、キリも持って行ってなかったし、ハサミでがんばっていたら、あっという間に終了時間に(^_^;) 結果、みなさんの最終形が撮影できず。。。。。

こちらは、お願いして送っていただいた おうちでの様子です。楽しみ方もご家庭それぞれ。

↑ 追加で送っていただきました!

全貌は、8月に予定している「美術たんけんたいの展覧会2020」でお目にかかれるでしょう(切望)

つづく、、、、、

2020/6/8 美術造形クラスこどもびじゅつたんけんたい@玉縄幼稚園 小1クラス
使用画材:透明下敷き、アクリル絵の具、スポンジ、テープ類、ヘラ、アルミワイヤー、画用紙ほか
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