自分という鳥を育てて放つワークショップシリーズ

その①「鳥の巣をつくってみよう!」

友人のららちゃんからお誘いをうけ、リケジョの二人でお送りするアート×サイエンスのありそうでなかったワークショップです。

もともと建築を学んだ身として言えることは、美しいと感じる構造や外観には無理がないということ。力学的にも環境工学的にも人間工学的にも無理がないようです。

とすると、自然界の存在は無理がかかれば自然淘汰されていくので、今あるものはベストなバランスで美しさを保っているといえるかもしれません。

さて、鳥の巣。

導入で、

いろんな鳥の巣の写真をつまみに雑談を。美しい〜、よく考えてるなあ(人間目線、ほんとに考えてるかは不明)と思います。中には、やっつけ仕事(失礼!)に見える巣があります。これ、単に枝を撒き散らしてるだけ?って様相を呈しております。だけど、そういう巣も愛らしくて笑っちゃいます。

制作に入り、

いや〜、鳥すごい!鳥尊敬!どうなってるの!?鳥の巣〜!!

「これさ、藁を撒き散らしただけにしちゃいたい、正直」

さっき笑っちゃった巣の作り手に謝りたい気持ちです。

そうこうしつつ悪戦苦闘。

ようやく構造的に堅牢さが増してきて、と同時に美しさも増す。不思議〜。

予定していた時間を大幅にはみ出しつつ完成。

完成したら思わず樹に乗せたくなる衝動(笑)

終わったあとに、会場の管理の方との対話で、このワークショップの意味をたずねられるも、

リケジョの2人は

「・・・・・」

ただ、作ってみたかっただけ。。(以上、ですが、なにか?)

意味とか意義とか効果とか不明ですが、

自分なりの発見がありました。

次はこうしてみたら?っていうアイディアもたくさん浮かびました。

やってみないと何事もわからないものですね。

サイエンスは探求。そして、表現の前には探求があります。

自然界の美しい構造物は無理がないんだとあらためて。

巣は樹に残して継続的に観察することにして終了。

次回は「たまご」

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