気軽に美術に触れる時間をどなたでも、という気持ちで細々と続けております「美術の時間」
主催しております、はとこと大西宏美です。こんにちは。
「鯉のたきのぼり」
好きなプログラムのひとつです。
5月、街中には鯉のぼりがたくさん泳いでいます。
昔、中国での言い伝えで滝を登った鯉が竜になったという、いわば立身出世の例えだそう。
鯉のたきのぼりからの着想で、水が勢いよく流れ落ちる様、水飛沫、勢い、スピード感、鯉がはねる様子など、自然からの生き生きしたものを感じながら制作しました。
1枚目:制作し始め
2枚目:後半
同じ人を時間軸で二つ並べてみました。
共通して観えること:徐々に作品との距離が近づいていること。
物理的な距離と心理的な距離、両方。
それとともに、
その場の雰囲気も徐々にエネルギッシュになり、豊かな時間でした。
↓おそるおそるから、膝の上にまで詰め寄る
↓距離の詰め方のスピードが速めの方
↓こちら上お二人のお母さんです。しばらく(多分10分くらい?)お二人の様子を眺めていらして、
「やりたいこと、浮かんだ」と仰りながら始まりました。
↓取り掛かり早め、この後何度も展開
↓素敵なお洋服が少々心配(笑)