キャンドルホルダー
2019.11.19 社会福祉法人みわの会 千田保育園-3歳児クラス-
空き瓶を利用してキャンドルホルダーを制作してみる提案です。
各ご家庭からも空き瓶をご提供いただきました。
さて、自宅で試作したものを使って光と影ってどんなもの?を体験するデモンストレーションから始めました。明るいところで見てみる様子と、室内の明かりを消して瓶の中に明かりを灯して見える様子。2つの違いを感じてもらいました。瓶を通して天井に色とりどりの光が写り込んでいるのを発見する人がいました。何かに例える発言もありました。
部屋の片隅にクリップライトを設置しておき、制作途中に光の感じを自分で確認できるようにしておきました。
落ち葉や、カラーセロファン、シーグラスなどの光が透けると面白そうな素材をいくつか用意しました。
接着は影の演出が簡単にできるように樹脂が入った紙粘土(Kクレイ)を使用しています。
手につがず自由に伸び縮みします。加えて、取ったり付けたりがとても楽なので、失敗した(と思うことがあるのかどうかわかりませんが)と思ってもやり直しが容易です。
粘土と瓶を配布したら素材を、と思っていましたが、素材が気になる人はまっしぐらに素材コーナーに寄ってきて、自分の好みのものを手にいっぱい持ちテーブルに戻っていました。
また、あえて説明せずにそっと絵具を置いてみました。
一人の男の子が気がついて「青が欲しい」と言いに来ました。
「はい、どうぞ」と渡すと、そのやりとりを見ていた他の人がもらいに来ました。
絵の具コーナーに人が殺到するかな?と様子を見ていましたが、
案外、混乱が無く、それぞれが自分のやりたいことに集中していたような印象でした。
仕上がってきた作品も制作中の姿同様様々で、瓶の中に素材がコロッと入っているもの、切り刻んだセロファンが詰め込まれているもの、色水入り、瓶を伏せた状態のもの、蓋に描く、など、とても幅広く展開していました。